洗顔はスキンケアの基本！正しい洗顔でうるおい美肌に

毎日のメイクや汚れを落とすための洗顔。その方法は正しくできていますか。実は何気なくしている洗顔も、美肌づくりには大切なことなのです。今回はスキンケアの基本ともいえる、洗顔について紹介します。

人の体は自然に汚れを落とすことができない

肌表面の汚れやメイクはきちんと落とさなければ、毛穴に汚れが詰まって、肌の代謝周期（ターンオーバー）を乱す原因になり、化粧品の効果も半減してしまいます。

（ターンオーバーについてはこちらでも紹介しています。）

だからこそ、肌を素の状態に戻して、化粧品の効果を高めるためにも、洗顔はとても重要なのです。

洗顔料とクレンジングは役割が違います。クレンジングも汚れを落とすんだから、わざわざ洗顔料を使って２度洗いをしなくてもいいでしょ、と思っていたら、それは間違いです。

クレンジングは、ファンデーションなどメイクに含まれている油分を浮かせて落とします。洗顔料は汗や皮脂、古い角質、ほこりなどを落とす役割があります。メイクをした日は必ずクレンジングと洗顔料を使って落とさなければ、肌に汚れが残ってしまい、その後につける化粧品の効果が発揮できなかったり、肌トラブルの原因になります。

また、朝の洗顔はお湯だけで洗っていませんか。朝は寝ている間にかいた汗や皮脂、ホコリなどが肌についています。特に皮脂は水やお湯では落とせないので、必ず洗顔料を使って洗うようにしましょう。

スタアリィアイケアリーメイクオフ（クレンジング）、スタアリィアイケアリーソープ（洗顔せっけん）

洗顔のコツを知ることが美肌づくりのポイント

洗顔の時、お湯を使いますよね。夏だったら水で洗顔したり、冬ならシャワーの温度そのままで洗顔していたりするのではないでしょうか。

洗顔のお湯の温度は32℃くらいがベストなんです。実際32℃のお湯に触れてみると、こんなぬるま湯で本当に落とせるの？と感じてしまいますが、それがちょうどいい温度なんです。

水では皮脂が落ちず、毛穴に残ってブラックヘッドなど毛穴詰まりの原因になります。シャワーと同じ高い温度だと今度は皮脂を落とし過ぎて乾燥して小ジワの原因になってしまいます。

夜の洗顔は、入浴時に一緒にすることが多いと思います。その時、シャワーから出るお湯を直接顔に浴びせるのはNG。シャワーの水圧が刺激になって肌トラブルの原因になる可能性も。

また、洗顔は入浴してすぐにせず、シャンプーや身体を洗って毛穴が開いた状態ですると、汚れが落ちやすくなります。

【洗顔のポイント】

★手を洗う

洗顔料を泡立てるときに、手に汚れがついているとうまく泡が作れないので、洗顔の前には手をきれいに洗いましょう。

★泡を作る

洗顔料はきめ細かく、モコモコとした弾力のある泡を作りましょう。肌への摩擦を減らせ、毛穴の中の汚れが落としやすくなります。

★洗う

洗う時は肌をこすらず、肌をなでるようにやさしく洗ってください。

★流す

鼻の脇や額の際、首や耳などもしっかりと十分にすすぎます。洗い残しは肌荒れの原因になります。

★拭く

顔の水分を拭くときもゴシゴシせず、清潔なタオルで顔を抑えるようにして水分を吸収させましょう。

その後はいつものスキンケアできちんと保湿をしてください。

少し面倒だなと思っても、丁寧にケアをした分、肌は答えてくれて目指す美肌に近づけます。まずは、洗顔の方法を見直して、美肌づくりの第一歩にしてみませんか。