南アフリカのお茶「ルイボスティー」のふるさと
こんばんは、店長Kです。
前回の記事でルイボスの等級のお話をさせていただきましたが、今回はルイボスが誕生したところのお話です。
▶前回の記事 ルイボスは等級(グレード)とフレッシュさが大事。 2021年12月10日
ルイボスは、比較的日本では新しい飲み物として人気ですが、実はもともと南アフリカの先住民によって「不老長寿の飲み物」として病気を治すお茶として語り継がれて飲まれていたお茶です。
ですので意外にもルイボスの歴史は古く、18世紀にはすでに山野に自生しているルイボス(学名アスパラサス・リネアリス)という針葉樹の葉を酵素発酵させ、その後天日乾燥して仕上げる方法でおちゃを作って飲んでいたと言われています。
実は、南アフリカや欧米諸国では古くから飲まれていたそうですよ。
ルイボスティーは英語で書くと
「ROOIBOS TEA」
「ROOI」は、現地南アフリカの言葉で「赤い」、
「BOS」は、「藪」を意味します。
「赤い藪のお茶」の不思議な力を現地では
「赤い藪の奇跡」と呼んでいるそうです。
そしてこれはとても不思議なのですが、
ルイボスは南アフリカのケープタウンから360キロ離れたクラン・ウィリアムという町を囲む
セダルバーグ山脈一帯にしか栽培されず、
他のどんな土地に苗を持って行っても、育たないというのです。
広大な南アフリカのごく限られた一部の土地にしか育たない「赤い藪の奇跡のお茶」
ぜひ一度ご賞味ください。
ルイボスティーには、老化防止には欠かせない強い抗酸化作用とSOD様作用があります。
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(参考)
中野昌俊 著 「もっと素敵に!若さと美のお茶 ルイボスティー」光雲社 1994年