乾燥肌や敏感肌に必要な保湿成分とは
保湿成分は、化粧品に欠かせないものです。さまざまな種類があり、結局どれがいいの?と思ってしまいますよね。そこで今回は、乾燥肌や敏感肌に必要な保湿成分について紹介していきます。
肌のうるおいってどこで保たれているの?
乾燥肌や敏感肌にとって、保湿は必要不可欠なもの。保湿を怠ると、どんどん肌の乾燥が進行してしまい、バリア機能の低下など肌トラブルが起こりやすくなります。
肌のうるおいを守り、乾燥や刺激から守っているのは、角質層。角質細胞が重なって水分の蒸発と異物侵入を防いでいるため、健康な肌を維持できるのです。この角質層の水分が奪われることで肌のうるおいがなくなり、隙間が空いて異物の刺激から守り切れなくなるのが乾燥肌や敏感肌です。
角質層には、皮脂・天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質の3つによって、肌のうるおいが保たれており、その大部分の役割を担っているのが角質細胞間脂質です。
角質細胞間脂質は、細胞と細胞の間を埋めるセメントのようなもので、バリア機能の役割を持っています。特性として、水を抱え込む親水基、脂質の性質がある親油基があり、水分と脂質が交互に重なって水分を保持しています。(ラメラ構造)この構造が崩れてしまうと水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌や敏感肌になってしまうのです。
ラメラ構造を整えるために必要な保湿成分が、角質細胞間脂質の主成分であるセラミドです。
乾燥肌・敏感肌にはセラミドを補ってあげましょう
肌のうるおいをアップさせるには、角質細胞間脂質の主成分となってるセラミドを補ってあげることが大切です。
セラミドは元々肌で作られている成分ですが、加齢などで作る力が少なくなっていくので、化粧品でセラミドを補う必要があるのです。
スタアリィアイの保湿クリームには、特に保湿効果・浸透性に優れた「天然セラミド(セレブロシド)」を配合しています。
みずみずしいうるおいとハリを与える保湿ゲルクリーム。スーッと肌になじむように伸びる軽いつけ心地で、うるおいを保ちながらさらっとした肌に仕上げます。肌に塗って30分以内にハリを実感いただけ、乾燥肌や敏感肌はもちろん、エイジングケアにもおススメです。
オーガニックルイボスエキスを5%配合。天然ゲルを主成分にし、ベタベタせずさらっとした感触で、顔だけでなく全身に使える保湿クリームです。敏感肌にも使える保湿クリームとして、スタアリィアイ20年以上のロングセラー商品です。
年を重ねるごとに肌のハリがなくなってきたという方はケアリークリーム、家族全員で使いたい方はマイルドゲルクリームBabyなど、使う人や目的に合わせて選んでいただけます。
これからもっと肌の乾燥が気になってくる季節です。健やかな肌を維持するためにも、セラミド補給で肌の水分をキープし、うるおいのある肌を目指しましょう。
(参考)
スキンケア大学著『医師が教える正しいスキンケア大全』宝島社 2016年