肌のハリや弾力を上げて見ため年齢を下げよう VOL.2

肌のハリや弾力を上げて見ため年齢を下げよう VOL.2

【 肌のハリや弾力を上げて見ため年齢を下げよう VOL.2 】

 

こんにちは店長Kです。9月5日の記事で

 

肌のハリや弾力を上げて見ため年齢を下げよう VOL.1 – 心も体も美しく【美・おうち時間】

 

 

 

真皮は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の成分からできているというお話をしました。

今日は「なぜ、ハリや弾力はなくなっていくのか」についてお話したいと思います。

 

肌の上から2番目にある真皮は、肌を内側から支えている土台となる部分。

健康でハリのある肌は、 丈夫な太いコラーゲン線維が網目状に張られています(スプリング)。

そして、コラーゲン線維が交わる部分にエラスチン線維がしっかりとつなぎとめています(結束部分)。

これにより表皮を下からググッと支えて肌のハリや弾力を維持しているんですね。

そしてコラーゲンとエラスチンのすき間を埋めているヒアルロン酸はうるおいを保つ役割です。

 

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸、この3つの成分を作り出す線維芽細胞というものがあって

この細胞の力が衰えるとコラーゲンやエラスチンが変性したり減少したりしてハリや弾力がなくなってしまいます。

 

≪ ではどうしてハリや弾力はなくなっていくのでしょうか? ≫

コラーゲンやエラスチンが変性したり減少したりする原因はいろいろあります。

●女性ホルモンの減少

女性ホルモンのエストロゲンにはコラーゲンやエラスチンの生育促進作用があるので、加齢とともにエストロゲンの分泌が減ると肌のハリも低下してしまいます。加齢の他に、睡眠不足や過度なダイエットもエストロゲンを減少させてしまいます。

●活性酸素の発生

活性酸素にはコラーゲンやエラスチンを変性させる酵素の分泌を促したり、線維芽細胞を弱らせてコラーゲンやエラスチンを作り出す力を弱らせたりします。

●紫外線

紫外線は表皮を通過して真皮にまで到達してコラーゲン線維にダメージを与えたり、エラスチンを変性させる酵素分泌を促したりしてしまいます。

●乾燥

表皮の一番上にある角質層は、外的刺激からお肌を守るバリア機能がありますが、肌が乾燥するとバリア機能が低下するため紫外線ダメージを強く受けてしまいます。

●加齢

歳を重ねるにつれ、線維芽細胞の数が減ったり衰えたりします。

●生活習慣の乱れ

栄養不足の食事や睡眠不足が続くとお肌のターンオーバーが乱れてハリが低下してしまいます。

●喫煙

喫煙すると活性酸素が大量に発生します。それだけではなくコラーゲンの合成に必要なビタミンCが破壊されてしまいます。

 

いかがですか?

お肌のハリや弾力を守るためには、いろいろとやらなければいけないことが山盛りです(笑)

でもいま自分の肌を大事にケアしていると、何か月後、何年後大きく変わっているはずです。

未来の自分の肌を守れるのは自分だけなんですよね。

楽しみながら美肌を目指してスキンケアできればいいなと常々思っています。

また次回は、ハリや弾力を保つスキンケアについてお話したいと思います。お楽しみに!

 

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(参考)
・スキンケア大学著「医師が教える正しいスキンケア大全」宝島社 2017年