お顔以外の乾燥対策はできていますか?【 ハンドケア編 】
こんにちは店長Kです。
わたしのまわりでもちらほらと乾燥に悩んでいるといった声をよく耳にします。
特に乾燥肌やアトピー性皮膚炎などでドライスキンに陥っているお肌は、
お肌のバリア機能がちゃんと機能していない状態なのでしっかりとケアして保湿してあげなければいけません。
化粧水でしっかり潤いを浸透させてから、セラミドなどの保湿成分の配合されたもので
化粧水成分が蒸発しないようにフタをして保湿してあげてくださいね。
▼前回の記事
アトピー性皮膚炎・ドライスキンはセラミド不足で皮膚バリア機能の低下が原因で起こります【 肌の構造編 】
昨日は、リップケアのお話をさせていただきました。
今日は、ハンドケアについて詳しく説明します。
●老けた手にならないように (ハンドケア)
手は顔などと一緒で、年中紫外線にさらされているので一番の老化原因は紫外線によるものだといわれています。
紫外線を浴びてしまうと、真皮にまで到達するA波(UVA)によりコラーゲンやエラスチンが壊れてしまいます。
コラーゲンやエラスチンは肌のハリを保つ役割なので、
これらが壊れてしまうと肌の弾力が失われ、しわやたるみを引き起こしてしまいます。
また、手は日常でも普段からよく使うところなので、ダメージを受けやすいことも原因のひとつです。
[対策]
・保湿クリームを使いましょう。
・手にも日焼け止めを塗りましょう。UVカットできる手袋もおススメ。
・水に濡れたあとは、ちゃんと水分を拭きとる。
水分をそのままにしておくと、手が乾くとともに肌のうるおいまで一緒に蒸発してしまいます。
・家事をするときは、ゴム手袋を着用。合成界面活性が含まれている洗剤は、手の水分を奪って手荒れの原因にも。できれば、合成界面活性剤不使用の洗剤を選ぶようにしましょう。
もちろん「保湿」も大切なのですが、この季節忘れがちになるのが、「紫外線」という存在。
紫外線によるダメージからトラブルが起こりやすくなっていることもあるので紫外線対策もしっかりと。
紫外線対策は絶対です。
紫外線による老化を「光老化」といい、
肌の老化の約8割もの数が、紫外線が原因となる光老化とされています。
ですので、紫外線対策は美肌にとって絶対にかかせないものなのです。
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保湿対策はしっかりと。
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(参考)
スキンケア大学著『医師が教える正しいスキンケア大全』宝島社 2017年