冬だからこそ水分補給が大切です。
こんにちは店長Kです。
昨日記事で湿度についてお話しました。
今日は、水分補給についてのお話です。
寒いとどうしても動きたくないですよね。
ちょっとお茶を飲んだりすることが億劫になって
こたつに入ってもいつのまにかこんな時間になってたの?ということは多いと思います。
冬なのに?いえ、冬だから脱水症状に要注意なんです。
「脱水」とは、からだから出ていく体液がが減ったり
取らなければいけない水分や電解質が不足している状態。
生命維持に必要な水分は、体重の1~2%程度の減少であったとしても
軽度の脱水症状が現れます。
わたしたちのからだの水分が、4~5%程度減少すると、
めまいや疲労感、全身の倦怠感、頭痛、嘔吐、血圧低下、血流低下など
さまざまな症状が現れます。
「でも脱水症状って夏に起こることでしょ?」
いえ、違うんです。
実際は、冬でも起こります。
なぜかというと、冬は空気の乾燥や暖房によって
からだの水分が少なることだけではなく、
「冷え」や「トイレに行く回数が増える」などから
あまり水分を補給しなくなる傾向にあります。
そして、もうひとつ感染性胃腸炎(ノロウイルス・ろたウイルスなど)による脱水も注意が必要です。
主に冬に流行る感染症で、激しい嘔吐や下痢で短期間のうちに急激に水分が体外に出ていくので
かなりしんどいです。(わたくしもこどもの胃腸炎を何度ももらったことがあります…涙)
この場合も同様水分補給が大事になってきます。
水分補給は 早めに こまめに
健康のための水の飲み方
(『水と健康ハンドブック』から引用し作成)
のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。水分が不足しやすい、就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中あるいはその後等に水分を摂ることが重要とされており、枕元に水分をおいて就寝することも重要です。水分の摂取量は多くの方では不足気味であり、平均的には、コップの水をあと2杯飲めば、一日に必要な水の量を概ね確保できます。
その際、砂糖や塩分などの濃度が高いと、吸収までの時間が長くなる点に注意が必要です。
また、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やし体内の水分を排せつしてしまうので、
水分補給としては適しません。
なお、腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は、この指示に従う必要があります。
(参考)
厚生労働省 「健康のため水を飲もう」