カフェインレス生活のススメ
普段どんな飲み物を飲んでいますか?朝起きて目覚めのコーヒー、午後のひと時に紅茶などではないでしょうか。カフェインを含む飲み物は美味しく、頭もさえてすっきりするものですが、飲み過ぎるのは良くないもの。今回はカフェインについて紹介します。
カフェインの摂り過ぎは良くない?
カフェインといえば、コーヒーや緑茶に入っている成分で、眠気を冷ましたい時に飲むイメージが大きいのではないでしょうか。カフェインは苦味成分で、コーヒーや紅茶、緑茶のほか、炭酸飲料や清涼飲料などにも含まれている成分です。
カフェインは、神経を鎮めるアデノシンという物質をブロックする働きがあるため、カフェインが入っている飲み物を飲むことで頭がスッキリしたり、眠気が覚めるという仕組みです。
また、鎮痛作用や疲労回復にも役立つといわれ、市販の鎮痛薬にも使われています。
カフェインを摂り過ぎてしまうと、ドキドキしたり、興奮や震え、不眠症、下痢、めまいなどを起こす恐れがあります。一日の摂取量は日本でも海外でも設定されていませんが、WHO(世界保健機関)では、妊婦の場合コーヒー3~4杯までにするべきとしています。
(出典:食品安全委員会 食品中のカフェイン https://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/caffeine.pdf)
今まで普通に飲んでいたコーヒーやお茶を控えないと、と思うと何を飲んだらいいのか悩みますよね。そこでおススメなのがルイボスティーです。
ルイボスティーはノンカフェイン
ルイボスティーは紅茶のような色をしていますが、カフェインは入っていません。ミネラルが豊富に含まれ、ポリフェノールが活性酸素の発生を抑えるといわれ、美容目的でも良く飲まれています。
また、カフェインの摂取を減らすことでぐっすり寝られて翌朝もすっきり目覚められるようになった、という体験談もあります。
ただ、妊婦さんは注意が必要です。ノンカフェインのため、以前はよく妊婦さんにおすすめのお茶と紹介されていたルイボスティー。最近の研究では、ルイボスティーを妊娠後期の人が過剰に飲んだ場合、ルイボスティーに含まれるポリフェノールがお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす場合があるといわれています。そのため、妊婦さんが飲む場合は、1日1~2杯ほどに控えてくださいね。
日常的にコーヒーや紅茶をたくさん飲んでいる人は、一度ルイボスティーに変えてみてはどうでしょうか。体の不調が良くなるだけでなく、体の内側から健康と美容を手に入れられる、しかも美味しいなんて、素晴らしい事ですよね。