ルイボスの故郷はビッグな野生動物のパラダイスだった

ルイボスの故郷はビッグな野生動物のパラダイスだった

ルイボスが栽培されているのは、クルーガー国立公園の反対側の南西部、南アフリカの首都の一つケープタウンから約360km北上したセダルバーグ山脈の一帯です。

 

その周辺には野生の動物たちのパラダイスがあります。

 

そのひとつ南アフリカの北東部、モザンビークとの国境沿いに位置するクルーガー国立公園には、隣接して15の私営保護区があります。

 

動物たちはサビー川沿いの道や敷地内に生えた低木・高木の周りを自由に行き来しています。その中に身を隠すヒョウ、木の上で辺りを眺めるように止まる鳥、草原を走り抜ける小動物を追いかけるジャッカルやハイエナなど、動物の生態がそのまま目の前に広がっています。

 

プレスティージの夏目徹会長は、ルイボスの輸入商談で訪れた際にサファリツアーに参加。「シマウマ、キリン、水牛の群れ、イボイノシシの家族からライオン、ハイエナの群れなどを見ることができた」(引用:夏目徹著『キャッチ・ザ・ダイヤモンド』澪標 2017年)と記しています。

 

スケール感のある、見事な、生死をかけた野生動物たちの営み。想像を超えた世界を前にして、どれほどの感動が夏目会長の心を沸き立たせたでしょうか。その時の話になると夏目徹会長の瞳は少年のように輝きます。

 

ルイボスは南アフリカの一部の地域でしか育たない

ルイボスティーは身近なお茶として人気ですが、実は野生動物のパラダイスともいえる南アフリカの地から輸入されていることを知る人は少ないかもしれません。

 

ルイボスの栽培条件はとても厳しく、海抜450m以上の酸性土壌の高地、年間雨量400~600mmという気候条件でしか栽培できないのです。その条件にあったのが、世界でも南アフリカのセダルバーグ山脈の一帯だったというわけです。

 

11月の種の採集から始まり、翌年4月に収穫し、ルイボスティーの茶葉として輸出されるまで、厳しい試験をいくつもクリアするなど、多くの工程を経て日本にやってきます。

後日、そのステップは詳しく紹介をしますが、プレスティージが扱うルイボスについて、詳しくはこちらでも紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

「ルイボスティーの原産地は南アフリカだった」